読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

de:code 2015 レポート day1 - SNR-004

event cw_owashi

クロスワープの大鷲です。

もう一か月半も経過していて今更なのですが、5/26・27 に開催された de:code 2015 の参加レポートをお届けします。
まずは day 1(5/26)分から。

参加セッション

私が参加したセッションは以下の通りです。
本記事では「SNR-004 デジタルテクノロジーが推進する、アプリケーション革新」のレポートをお届けします。

資料はこちらで公開されています。
その他のセッション動画及びスライド資料も Channel9 で公開されています。
オープニング キーノートは Microsoft Virtual Academy のサイトで公開されています。

day 1

CODE ROOM TITLE
SNR-004 Room G デジタルテクノロジーが推進する、アプリケーション革新
SPL-001 Room C マイクロソフトが考える 5 年後を見据えた技術提言
CHK-002 Chalk Talk クラウドアプリケーションのアーキテクチャ設計を深める
CHK-003 Chalk Talk プログラミング パラダイムの知識を深める
CDP-008 Room C MS版Docker 誕生! Windows Server Containers とは?

day 2

CODE ROOM TITLE
ARC-001 Room A クラウド時代のデータアーキテクチャ
SNR-009 Room B フルスタックエンジニアとか無理!
比べてわかったAzure PaaSの勘所
DEV-019 Room F 徹底解説! プログラマーがおさえておくべき
Azure Active Directory のすべて
PBS-001 Room E ここまでできる! Office 365 API を活用したアプリ開発
~ Office 365 内のデータ活用~
DEV-006 Room A ASP.NET 5 Web 開発 ~ ランタイム編 ~
DEV-007 Room A ASP.NET 5 Web 開発 ~ フレームワーク編 ~
DEV-008 Room A 進化は止まらない! ADO.NET Entity Framework の今

SNR-004 デジタルテクノロジーが推進する、アプリケーション革新

スピーカーはアバナード株式会社の高橋 秀氏。
「イノベーション」をキーワードに、3 つの事例を紹介されました。

モンサント社の事例

最初は遺伝子組み換え作物で有名なアメリカのモンサント社
買うと高価なトラクターを農家に無償貸与しているのですが、それを通じて様々なデータを収集することで、種まきの時期や最適な農薬の散布量を自動計算する機能があるそうです。
これによって農家を収量の増加させ、その売り上げの数パーセントをロイヤリティーとして受け取るというビジネスモデルを始めたとのことでした。
従来は、高価な売り切り型ビジネスをしていた同社が、長期的な課金モデルにシフトした事例として紹介されました。

NCC 社の事例

続いてはヨーロッパの道路工事会社大手 NCC の事例。
同社では、道路の路面や街頭にセンサーを埋め込み、交通量をカウントすることで、点検整備の時期を自動判断できるようにしました。
さらに、現場監督、作業員、マネージャーらが利用するアプリを一元化。従来、紙と電話でしていた手続きをすべてアプリで可能にしました。
重機の手配状況を検索したり、手配が間に合わなければ近隣の空いている現場を検索して借りてきたりといったことも可能だそうです。

OLTIVA の事例

最後はニューヨーク(?)のアパレル企業 OLTIVA の事例。
オムニチャネル*1化を推進し、新しい購入体験をもたらすシステムを開発したそうです。

  • 顧客の来店予定を把握して、担当店員があらかじめ準備をしておく
  • 顧客がウィッシュリストに登録した商品を店舗側で準備しておく
  • 顧客の SNS での発言を把握して店員がアドバイス
  • タブレット端末から店舗のデジタルサイネージにコーディネイトをドラッグ & ドロップで転送できる
  • 試着室が持ち込まれた服を認識することで、同じデザインでサイズ違いの服を、試着室から出ることなく、タッチパネルで取り寄せられる
  • 店舗とオンラインの購入履歴の一元管理
  • 店舗に在庫がなければその場でオンライン注文できる

等といった機能を実現したそうです。

当社でもeコマース ソリューションを提供していることもあって、興味深く聞きました。

イノベーション

最後に、東京イノベーションセンターとイノベーション デイの紹介がありました。
相談に行くと、自社の現在のビジネスに合わせて、考えられるイノベーションを提案してくれるそうです。
イノベーションは「実現のしやすさ(早さ)」と「ビジネス インパクト」が大切とのことでした。

*1:実店舗と通販など、複数の販売、流通チャネルを統合すること